ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

Let’s Take Trip (Surprise Books)

『洋書:Let’s Take Trip (Surprise Books)(英語)』1988/10
 Peter S. Seymour (著), Jean Shackelford (著)


(感想)
 1988年に発売された、少し古いしかけ絵本です。
 しかけはとても単純で、風景を描いた台紙の一部に縦にスリット穴があり、その穴を貫通して一本の細いゴムひもが通っています。そして、その紐に吊り下げられた車や飛行機、船に乗ったカップルを、スリット穴を通って次のページに進ませることで、色々な世界への旅が進んで行くというものです。

・1~2ページ目:車でのドライブ旅行。家から出発。田舎の道。
・3~4ページ目:車でのドライブ旅行(続き)。都会の道。
・5~6ページ目:車でのドライブ旅行(続き)。牧場の道。
・7~8ページ目:車でのドライブ旅行(続き)。森の道。
・9~10ページ目:飛行機旅。飛行場から旅立ち。雨と晴れの空。
・11~12ページ目:飛行機旅(続き)。雪山の空。UFOとの遭遇。
・13~14ページ目:飛行機旅(続き)。気球との遭遇。飛行場。
・15~16ページ目:船旅。港から旅立ち。大きい船との遭遇。
・17~18ページ目:船旅(続き)。大きい魚に飲み込まれた!
・19~20ページ目:船旅(続き)。大きい魚の口からお猿のいる小島へ。
・21~22ページ目:船旅(続き)。小熊の楽隊の出迎え。
 そしてまた船、飛行機、車に乗って、出発点へと戻りましょうと、最後に書いてあります。
   *   *   *
 この本のような「ページの穴をくぐらせることで、同じ車を次のページに進ませる」というしかけはとても珍しいのですが、『プラレール トンネルめいろえほん』という、カプセルプラレール付き迷路絵本が、少し似ているかもしれません。付属のプラレールが、絵本の穴をくぐりぬける仕組みがあります。またトミカつきの穴あきジオラマ迷路絵本『はたらくトミカ ぼうけんめいろ』にも類似のしかけがあります。
 また、このようなしかけはありませんが、乗り物で旅をする、しかけ絵本には、『ブルルンゴーゴー!』『はいたつトラック トラタン』『メイシーちゃんの すすめ すすめ!』など、他にもいろいろあります。

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