ちょき☆ぱたん　お気に入り紹介　(chokipatan.com)

第１部　本

しかけ絵本（海外の作家）
　※日本語の本（翻訳版）もあります

その他の海外の作家

Paper Blossoms

『洋書：Paper Blossoms: A Book of Beautiful Bouquets for the Table (Pop Up Book)（英語）』2010/9
　Ray Marshall (著)

（感想）
　しかけ絵本というよりは、本の形に格納できる華麗な花束（花園）です。大型の本のページを開くと、大きい鉢植えの花や花束が飛び出してきます。しかも表と裏表紙にゴムバンドがついているので、ページを開いたまま固定でき、テーブルや棚で花束を飾ることができます。
　花は色彩も美しく、大きくて見応えがあるものばかりなので、新築祝いや結婚祝いなどには最適だと思います。また、退院時には本として持ち帰れるので、入院した友人へのお見舞いにも良いのではないでしょうか（ただし本のサイズが大きいので、飾るのに、かなり場所を取るのが問題ですが）。色も暖色系のものから寒色系のものまでさまざまあるので、季節ごとにページを変えて、一年中楽しむことができます。
　すべてが大きく立ち上がるしかけなので、しかけ技法としては単調ですが、色彩の美しさや大きな美しい花の再現性が素晴らしく、年齢や性別にかかわらず誰にでも喜ばれる、素晴らしい、しかけ絵本だと思います。

・１～２ページ目：大きな鉢植え（暖色系）
・３～４ページ目：バラの花園（暖色系）
・５～６ページ目：パステルカラーの花束（蝶つき）
・７～８ページ目：南国風の花園
・９～10ページ目：湖の花（水連など）（寒色系）
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　Marshall さんの他の本、『Paper Blossoms, Butterflies & Birds: A Book of Beautiful Bouquets for the Table』に関する記事もごらんください。
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　別の作家の本ですが、この本と同じように美しい花のしかけ絵本には、『フラワー・フェアリーズ(花の妖精たち)のお話（How to Find Flower Fairies）』などの「フラワー・フェアリーズ」シリーズがあります。
　また『花の神殿』も、とても美しいしかけ絵本です。
　さらに『フランスの庭物語 ガーデニング好きに贈るポップアップブック』は、他にない切り口でガーデニングの世界を知ることができる、しかけ絵本です。

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