ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

Matthew Reinhart(マシュー ラインハート)

Rumble! Roar! Dinosaurs!: A Prehistoric Pop-Up

『洋書:Rumble! Roar! Dinosaurs!: A Prehistoric Pop-Up(英語)』2012/8
Matthew Reinhart (著)


(感想)
 大人気のしかけ絵本作家マシュー・ラインハートが、「価格が高い」「大きくて本棚の場所を取る」というしかけ絵本の欠点をあっさりと打破してくれた、びっくりするほど薄くて価格も安い本のシリーズの一冊です。普通の絵本よりずっと薄いのに、中身のしかけは内容も技法も充実していて、本当に驚かされます(もちろん凝った大しかけはありませんが、価格と薄さを考えると、信じられないほどの量があります)。薄くてもコシのあるしっかりした紙を使っているので、意外に丈夫にできています。とても軽くて薄いので、病気で入院中した子供へのお見舞いにも最適だと思います。
 今回の絵本のテーマは「恐竜」。恐竜が森の中から頭をのぞかせたり、こっちを睨みつけたり、恐竜同士で戦い合ったりと、本の中で動き回ります。

・1ページ目:恐竜の絵とタイトル(しかけなし)
・2~3ページ目:ステゴザウルスが川の生き物を狙っています。
・4~5ページ目:森の中からアパトサウルスが首を伸ばします。
・6~7ページ目:怒ったトリケラトプスが口を開けて睨みつけます。
・8~9ページ目:恐竜がのしのし動き、翼竜が巣に舞い降ります。
・10~11ページ目:ティラノザウルスが亀型の恐竜に襲いかかります。
・12ページ目:恐竜カタログ(しかけなし)
 ※表と裏の表紙の裏には、塗り絵ができる恐竜の線画イラストもあります。
    *   *   *
 ラインハートさんの本ではありませんが、恐竜について楽しく学べるしかけ絵本には、ナショナルジオグラフィックソサエティらしい見事なしかけのある『恐竜―大むかしの生物 (かがくしかけえほん)』や、長さ83cmのティラノサウルスの紙模型を組み立てられる『きみが作るティラノサウルス (しかけえほん)』の他、『きょうりゅう (5歳からのラルース びっくり百科事典)』、『サバイバルガイド 恐竜: 先史時代の世界を生きぬく』、『とびだす図鑑 恐竜』、『ティラノサウルス・レックス (ポップアップ恐竜図鑑)』、『恐竜には近づくな!』などがあります。

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