ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

Robert Sabuda(ロバート サブダ)

MOVABLE MOTHER GOOSE (Mother Goose Pop-Up)

『洋書:MOVABLE MOTHER GOOSE (Mother Goose Pop-Up)(英語)』1999/11
Robert Sabuda (イラスト)


(感想)
 マザーグースを素材にした、ポップな色彩の楽しいしかけ絵本です。紙の魔術師ロバート・サブダさんの魔法で、かわいくてユーモラスなイラストのキャラクターが飛び出したり、回転したりします。
 どのしかけも可愛くて楽しいのですが、とりわけ柱時計をねずみがちょろちょろ動き回るしかけは、何度も何度も大きく開いたり閉じたりして、大きな振り子や小さなねずみの動く様子をじっと眺めてしまいます。

・1~2ページ目:羊の大きなしかけと、扉に数字(1~10)が書かれた5つのしかけ絵本(3+3+3+3+3ページ。いったん開くと戻りにくい、少し注意が必要な動くしかけがあります)。
・3~4ページ目:蜘蛛のしかけ。左右に他の童謡のしかけ絵本(3+3ページ。Jack and Jillなど。星が転がります)
・5~6ページ目:クジャクのしかけ。左右に他の童謡のしかけ絵本3つ(3+3+3ページ。動くしかけもあります。戻りにくいしかけもありますので、手でていねいに戻しましょう)
・7~8ページ目:ヒッコリー・ディッコリー・ドック。柱時計とネズミの動くしかけ(動きが楽しい!)。左右に他の童謡のしかけ絵本(3+3ページ)。
・9~10ページ目:ジャック・スプラット。カバのしかけ。左に他の童謡のしかけ絵本2冊(3+3ページ。花が開くと中に虫が……などの動くしかけあり)。
・11~12ページ目:6ペンスの唄を唄おう。飛び立つ鳥の群れのしかけ。右に他の童謡のしかけ絵本2冊(3+3ページ)。
   *   *   *
 マザーグースってどんな話?と興味のわいた方には、谷川俊太郎さんの訳した文庫本セット『セット・マザーグースのうた』などがあります(しかけ絵本ではありません)。
 また、猫のダヤンと、占星術の第一人者・鏡リュウジが不思議なマザーグースの世界を占いにした『ダヤンのフォーチュンカード』もあります。占いだけでなく、マザーグース入門編としても楽しめます。同じコンビで、タロットカード版『ダヤンのタロットカード』もあります。

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