ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第3部 ホビー・おもちゃ

ペーパークラフト

パイプロイド テナー&シルキー ペーパークラフトキット

『パイプロイド テナー&シルキー ペーパークラフトキット』
パイプロイド


(感想)
 ハサミを用意するだけで、手軽に、各部が可動するロボットとネコを作ることが出来る工作キットです。
 細長い袋の中には、短めの菜箸のような長さの細長い紙筒が5本と、作り方説明書1枚、メモ用紙1枚が入っています。この「パイプロイド テナー&シルキー」の場合、穴が開いた太めの紙筒3本と、穴のない細めの紙筒2本が、パイプロイドのテナー(ロボット)とシルキー(ネコ)の材料になるのです。
 説明書を見ると、切り取り線に沿ってハサミで紙筒を切り分けて、部品をつくるところから始めるようです。一部の部品は折り曲げる必要もあるようで、穴のある紙筒から作った部品の説明に、「点線は谷折り」「平たくつぶしてから曲げる」と書いてあったので、危うく全部の部品を平たく潰すのかと勘違いしかけましたが(おーっと危ない危ない)、実は平たく潰すのは、穴のある紙筒から作った部品だけで、穴のない紙筒の方は潰さないで使うようです。作り方説明と完成図をよく見ると、穴のない方の部品は、「パイプ」として使われるようなので、潰してしまうと組み立てにくくなってしまいます。気をつけましょう(そのように説明書に明記して欲しかったと思います)。
 切り分けた部品はかなり小さくなってしまいますが、ほとんどの部品に、きちんと番号が書いてあります。説明書にも「パーツに矢印がある場合は、そちらが上側」となっていて、これはとても親切でいいなと思いました。
 組み立ては、部品の穴にパイプの部品を通すことで、部品同士が接続されていきます。すぐに外れることがないよう、穴とパイプのサイズはきつめになっているようなので、穴を壊さないように丁寧に組み立てる必要があります。ちょっと面倒な気もしますが、このような接続になっているおかげで、糊もいらないし、関節部分を可動させられるというわけです。もっともこれらの部品は紙で出来ているので、あまり動かし過ぎると、摩擦がなくなってブラブラしてきたり、壊れたりしてしまいそうな気がしますが……。
 それでも、とってもポップな感じのオモシロ可愛いロボットとネコを、簡単に作ることが出来て、好きなポーズを(ちょっとだけ)つけることも出来るので、とても楽しいです。
 パッケージを展示台に流用できるとか、パイプロイドの口にメモを挟むことができるとかいう細かい仕掛けにも、開発者の工夫力が感じられました(笑)。
 面白くて楽しいパイプロイドを組み立てられる工作キットです。袋はちょっと細長いけど、とても軽いし保管に場所もとらないので、工作好きの方への贈り物に最適だと思います(簡単に組み立てられるので、誰に贈っても喜ばれると思います)。説明書は、日本語と英語で書いてあるので、外国の人への贈り物にしてもいいでしょう。
 これを作っていると、小学生の頃の工作気分が甦ってきて、すごく楽しいですよ☆
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 パイプロイドシリーズには、他にも『パイプロイド 六助&ハチ』、『パイプロイド スノウジャイアント&ロップ&ドワーフ』、『パイプロイド ロブ&スキップ』、『ペーパークラフトキット ガイザー& ビーン』、『パイプロイド キャプテン・ドリル&リピート』などがあります。(なお一部の商品価格が高騰しているようですが、参考価格は800~850円です。)


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