ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第3部 ホビー・おもちゃ

ペーパークラフト

懐かしの昭和シリーズ 町並みと子供たち

『懐かしの昭和シリーズ 町並みと子供たち 壱~四』
集文社


(感想)
 ポップアップカードのような町並みが作れるペーパークラフトです。
 A4サイズの厚紙にカードの台紙と部品、組み立て説明図が印刷されているので、指示通りに切り貼りすると、畳んでカードとして収納できる昭和の町並みを作ることが出来ます。
 例えば、『懐かしの昭和シリーズ 町並みと子供たち 壱』の場合は、1.印刷屋 2.たばこ屋 3.美容院 4.銭湯が、それぞれ一枚ずつの用紙に印刷されているので、それを組み立てて、4枚のポップアップカードを作ることが出来ます。このカード用紙の他にもう一枚、組み立て後のイラストと組み立て説明(英文付)が両面印刷された用紙(モノクロ)が入っていて、全5枚セットという構成です。
 はさみでカードや部品を切り、説明書にしたがって接着剤でつけるだけなので、とても簡単に組み立てられます。出来上がると、立体面(カラー)側に、レトロなイラストと色彩で「印刷屋」などの建物と人が立ち上がり、裏面(白黒)には、この建物の名前と解説が書いてあるポップアップカードになります。縦の大きさがそろっているので、4枚並べると、昭和の町並みになります。4枚のうち一枚だけ、横幅が少し広いカードが混じっていますが、それが町並みに変化を与えています。
 このポップアップカードは「洋形2号」の封筒に入るサイズですので、郵送することも出来ます。組み立ててもカードの裏面に切り目が入ることはないので、グリーティング・カードとして使うことも出来ますが、裏面には「印刷屋」などの建物の名前と解説が書いてあるので、「結婚祝」などには不向きだと思います(もともとグリーティング・カード用の商品ではないので、封筒も付属していません)。でも手紙をつけて、家族に「母の日」「父の日」「誕生日」カードとして送るなら良いかもしれません。カードの手前の地面の部分には模様がなく無地になっているので、そこに「誕生日おめでとう」などと書き込むこともできます。贈られるカードが増えるたびに、町並みが少しずつ出来ていくのも楽しいのではないでしょうか。

 このシリーズは、壱から四まであり、シリーズすべてをつなげると16種類の建物による町並みが出来上がります(1.印刷屋 2.たばこ屋 3.美容院 4.銭湯 5.薬屋 6.豆腐屋 7.病院 8.学校 9.郵便局 10.時計店 11.理髪店 12.文房具店 13.本屋 14.洋服店 15.荒物店 16.映画館)。
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 集文社の『USAGIYA』、『ハガキクラフト』、『すぐできる海のなかまたち』、『チョキおり』、『おとぎ話の世界のどうぶつ』、『MAKE CITY TOKYO』に関する記事もごらんください。
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 また、ポップアップカードではありませんが、懐かしい昭和の風景やアイテムを再現するペーパークラフトには、アップリフトの『スバル360 ペーパークラフト』や、さんけいの1/150 なつかしのジオラマシリーズの『小さな神社』、『お堂B』、『ラーメン屋』、『診療所』、『薬屋』など、他にも多数あります。さらに、ビリー 手作りドールハウスキット 昭和シリーズキットの『駄菓子屋』、『くすり屋』などもあります。(これらのペーパークラフトやドールハウスは、ポップアップカードよりも作成が難しいですが、出来上がると達成感があります☆)。


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