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第1部 本

ビジネス・管理&人事

リーダーの仮面(安藤広大)

『リーダーの仮面 ── 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』2020/11/25
安藤広大 (著)


(感想)
 人を成長させるマネジメント法「識学」のメソッドを元に、「若手リーダー」に向けてマネジメントのノウハウを伝えてくれるリーダーシップ書です。
「はじめに」には、たとえプレーヤーとして優秀だった人でも、リーダーとして失敗するリスクがあるし、リーダーとしてのスキルを身につけることは重要だと書いてありました。
「ほとんどの仕事において、プレーヤーとしての能力は、30代をピークに、年をとるほどに落ちていきます。(中略)
リーダーとしてのスキル、つまりマネジメント能力がないと、「代替可能な存在」になる可能性も高いです。」
 ……確かに、その通りですね。そして……
「リーダーがフォーカスすべきなのは、「5つのポイント」だけです。
 それが「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」です。(中略)
 そうやって「5つのポイント」だけを見て他のことを考えないようにすることを、本書では「仮面をかぶる」と表現します。」
 ※「仮面をかぶる」=「ペルソナを使い分けて人間関係の問題をなくしている」
   *
「リーダーの仕事には、1つの大きなゴールがあります。
 それは、部下を成長させ、チームの成果を最大化させることです。」
   *
 そして第1章以降は、「5つのポイント」それぞれについて、具体的な例をあげながら詳しく紹介されていました。
 例えば第1章は「ルール」の思考法に関することで、その一部を抜粋紹介すると、次のような感じ。
・ルールがあるからこそ、人は自由になれる(例:道路交通法や横断歩道など)
・ルールは「誰でも守れる」が絶対条件
・ルールは「言語化」してシェアすることが必要
・ルールを設定し、ルール通りに動いているかどうかだけに集中してマネジメントする
 →目の前の人間関係の問題を考えなくなり、メンバーたちが迷わず業務を遂行できるようになる
・守らない人の行動を正していくのも、リーダーの重要な役割
・ルールを守らせるときに大事なポイント
1)主語を曖昧にしない
2)誰が何をいつまでにやるかを明確にする
・ルールが間違っていたり不備があったりしたときは、潔く認めて、新しいルールを決める
   *
 そして第2章以降は「位置」「利益」「結果」「成長」に関する説明がありました。そのごく一部を紹介すると……
・「お願い」ではなく「言い切り」で任せる
・リーダーがやるべき「点と点」の管理術
「最初に「目標設定」をして、ちゃんと仕事を任せる。
  最後に「結果」を報告してもらい、評価する。」
・必ず「期限」と「状態」を提示する。
・できるだけ数値した目標設定にする
・目標設定だけして、やり方は押しつけない(部下が創意工夫したり、失敗を繰り返して試行錯誤したりする。手を出すと、失敗から学ぶチャンスを奪うことになる)
・「リーダーは早く目標を与えて、「1回やらせてみる」。それがもっとも部下を成長させるのです。」
   *
『リーダーの仮面 ── 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』……リーダーがやるべきことについて、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」での具体的な対応の仕方など、実践的に役立つ方法も教えてくれて、とても参考になりました。みなさんも、ぜひ読んでみてください。
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 なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。

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『リーダーの仮面』