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第1部 本
教育(学習)読書
中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー(梅澤貴典)
『中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー: 調べ、考え、発信する力』2026/5/22
梅澤貴典 (監修)

(感想)
情報リテラシー教育の実践・研究にあたる監修者が“中高生に薦めたい本”399冊を精選。ネットとAIのある時代に自ら調べ・学ぶ意味から、信頼できる情報の見きわめ方、情報をもとに考えアウトプットする方法まで、幅広く学べる図書を7つのテーマ別に紹介してくれるブックガイドで、巻末に「書名索引」「キーワード索引」も付いています。
「はじめに」には次のように書いてありました。
「(前略)ぜひ想像をして欲しいのですが、もしも中高生時代に「ネットで調べ、生成AIで整えて発信する」という経験しかできなかったとしたら、卒業後の世界を生きる少し未来の自分は、実社会で出会うさまざまな問題について「自力で解決する力」を、持てているでしょうか? そう尋ねられると、少し不安になってしまうかも知れませんね。
会社などで仕事として挑む課題には、たった一つの「正解」がある訳ではなく、「こうしたら良いのではないか?」という解決策(アイデア)を出して、実際に行動に移してみないと、どんな成果が出るかは分かりません。
また、「ネットにこう書いてあったから」や、「生成AIがこう言ったから」という根拠によって判断や行動をした結果については、その情報が間違っていても、誰も責任を負ってくれません。そのため、最善の結果となるよう、行動する前にその課題について調べつくして、考え抜いておく必要があるのです。」
……本当にその通りだと思います。自分で「調べて」「考える」ことはすべてにつながる技能で、生涯、磨き続けていかなければならないというか……「調べて考える」ことを楽しめると、人生もさらに楽しくなると思います(笑)。本書でも……
「「調べる・考える・発信する」。この三つの力が育つと、これから歩む人生で起こるさまざまな問題に、自力で立ち向かえるようになります。」
……と書いてありました。
さて、次からは、いよいよ「ネットと生成AIの時代に、なぜ学ぶのか?」、「信頼できる情報の見きわめ方」などのテーマ別に、お勧め本が紹介されていきます。
例えば最初の章の「ネットと生成AIの時代に、なぜ学ぶのか?」の「なぜ学ぶのか?」では、『なんのために学ぶのか』(池上彰)をはじめとする3冊の「内容の概要」と「目次」などが紹介されていました。
この章だけは監修者の方が読んで欲しい順に本を並べてあるそうなので、章内の各項目の先頭の本だけを紹介すると次のような感じです。
・学ぶとどんな良いことがあるか?
『人生を面白くする 本物の教養』(出口治明)
・学ぶ・調べるとは?
『ネット情報におぼれない学び方』(梅澤貴典)
・学校での学びと探究との関係
『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』(広田照幸)
・AIがあるのに、なぜ学び探究するのか?
『AIにはない「思考力」の身につけ方-ことばの学びはなぜ大切なのか?』(今井むつみ)
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この後のテーマの各の章については、各章の先頭の本だけを紹介すると次の通りです。
2.信頼できる情報の見きわめ方 メディア・リテラシー
『生き抜くためのメディア読解』(小林真大)
3.「情報」と「情報化社会」を知る
『AI時代を生き抜くプログラミング的思考が身につくシリーズ7 ロボットと生きる世界』(土屋誠司)
4.AIの可能性と危険性
『今解き教室サイエンス2021 vol.1:ロボット・AI(人工知能)との共存』
5.課題解決のための情報活用術
『教養が身につく最強の読書』(出口治明)
6.調べ方を知る
『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ-仕事も人生もうまくいく!大人の探究学習』(斎藤孝)
7.もっと深く学ぶために
『学問のしくみ事典-あらゆる「学」の歴史とつながりがわかる』(日本実業出版社編)
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『中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー: 調べ、考え、発信する力』……中高生ではなくても、人生を楽しくするために役に立つ「調べる・考える・発信する」力を磨きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。中高生を指導する立場にある学校の先生や、図書館の方の方にもお勧めします。
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なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。
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『中高生のためのブックガイド ネットとAI時代の情報リテラシー』