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第1部 本
脳&心理&人工知能
一生アイデアがあふれまくる創造脳の使い方(加藤俊徳)
『一生アイデアがあふれまくる創造脳の使い方―記憶脳に頼らなければうまくいく!』2025/9/4
加藤俊徳 (著)

(感想)
商品開発、企画、マーケティング、営業など「アイデアを仕事にするすべての人」へ、一万人以上の脳を見てきた脳科学者の加藤さんが、科学的に「ひらめき脳」を鍛える方法を教えてくれる本で、主な内容は次の通りです。
第一章 創造脳をつくるトレーニング法22
第二章 脳は死ぬまで成長する
第三章 誰でも創造脳になれる―脳は自分でデザインできる
第四章 すごい創造脳へのヒント
第五章 一生創造脳でいるために
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「はじめに」には、脳が成長し変化し続けることについて……
「脳のネットワークを黒く映し出す特殊なMRI撮影法を使うと、どの子の脳も赤ちゃんのうちは真っ白な状態。ネットワークが形成されていないことがわかります。(中略)
赤ちゃんだった子が2歳に、2歳の子が5歳に……と年を追うごとの脳画像を見ると、真っ白だった脳に黒い筋つまりネットワークがどんどん形成されていき、加齢とともに脳が変化していくことがわかります。(中略)
脳はいくつになっても成長し変化し続ける、創造を続けているのです。」
……脳は経験の蓄積で、どんどんネットワークを形成していくそうです。
「第一章 創造脳をつくるトレーニング法22」では、脳を変えるために……
「脳が変わるのに必要な期間は、最低1週間、28日間(4週間)あれば、誰の脳であっても間違いなく変化します。それは、脳画像でもはっきりと確認することができます。」
……1~4週間で、脳は変化することができるんですね!
そして創造脳をつくるトレーニング法の一部を紹介すると……
・「脳は経験によってつくられますから、そういう長い人生経験の蓄積によってつくられた中高年の人たちの脳を「創造脳」へとつくり変えていくのも経験です。それも、脳の仕組みから考えると、「体を使った経験」つまり体の運動系脳番地を利用するのがもっとも効果的です。」
・「睡眠時間をしっかり確保し、生活リズムが整えば、脳も覚醒と睡眠のリズムを覚え、働くべきときに効率良く働くようになります。」
・「(前略)毎日違う道を歩いて体を動かし、周囲を観察して、考えることは、創造脳をつくる良いトレーニングになります。」
・「美術館のような非日常の空間では、創造脳がインスパイアされます。」
・「新しい場所で、新しいことを探し、新たにチャレンジを始める」
・「前向きな姿勢を保っていると創造的になりやすい」
・「すぐに社会の役に立つような創造につながらなくても、とりあえず「人がやらないことって何だろう」と考えて、実践してみることは、創造脳を刺激します。」
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また「昼間は、「ぼーっとしているとき」つまり「マインドワンダリングをしているとき」がいちばんひらめきます。」ということで、あえて「ぼーっ」とする時間(暇な時間)を、意識的につくり出していくことも必要なのだとか。
そして、ひらめいたことを忘れないうちにメモしておいて、集めたひらめきを眺めると、バラバラだったひらめき同士がつながって、新たなひらめきが生まれることがあるそうです。
「第二章 脳は死ぬまで成長する」には、「(前略)日々、頻繁に使い、刺激を与え続ける脳番地は成長を続け、逆に、あまり使わない脳番地は未熟なままだったり、休眠状態になったりします。」とも書いてありました。
そして実は……
「(前略)赤ちゃんの脳は運動系に続いて皮膚感覚や視覚、聴覚など五感に関する番地が発達します。つまり、小さいうちはみんな右脳が優位に立っています。」
……その後、文字を習って書くようになると、左脳が育って右脳に追いつくそうです。
「(前略)小さいうちから創造力豊かな脳を育むのであれば、聞き手に関係なく右脳が優位な10歳までの間に右脳をできる限り使うこと。そうして、右脳につながりやすいネットワークをつくっておくことが重要です。」
また「新しい経験」も大事なようで……
「(前略)新たな刺激を受ければ、眠っていた神経細胞は目覚めて活発に働きはじめ、新たなネットワークが広がっていきます。」
「(前略)脳には「成長を好む」という特徴もあるので、死ぬまで成長することが可能です。」
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「第四章 すごい創造脳へのヒント」では……
「脳は何かを創造してアウトプットするとき、インプットされた情報(記憶)を少なからず参考にします。ですから、情報を見定め、どれを自分に取り入れていくべきか、意識して情報をセレクションしていくことは、創造するうえで重要です。」
……この時、正しい情報を取り入れることが大事で……
「(前略)日頃から情報に敏感になって、真実を見極められる目を養うことが大切です。」
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また「第五章 一生創造脳でいるために」では……
「脳の健康寿命を延ばすには「循環」が大事――新しい情報を循環させないと脳は老化する」
そして一般に、集中して仕事や勉強ができるのは、90分ぐらいが限度なので……
「90分に1回休む。このサイクルで脳を使うことが、仕事や勉強の能率アップにつながります。もちろん、創造脳もしっかり働きます。」
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『一生アイデアがあふれまくる創造脳の使い方―記憶脳に頼らなければうまくいく!』……創造脳の使い方を教えてくれる本でした。基本的には、運動や睡眠も含め、健康的な生活を送りながら、前向きな気持ちで新しい経験をどんどんやっていく……という割と普通の方法のように思いましたが(笑)、それだけに、実際に役に立つ方法だったと思います。もちろんここで紹介した以外の方法も、たくさんあります。
脳の老化も防いで、一生活き活き暮らしたいと願っている方は、ぜひ読んでみてください☆
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『一生アイデアがあふれまくる創造脳の使い方』