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第1部 本

健康&エクササイズ

老化ドミノ(上村理絵)

『老化ドミノ 気づいたら衰えている、心と体とのつきあい方』2025/8/28
上村理絵 (著)


(感想)
 身体からの危険信号、見過ごしていませんか?
 老化の始まりは、ほんの些細なことから始まります。それはまるでドミノ倒しのように、小さな不調が次々と連鎖し、あっという間に心身が衰えていく……そんな「老化ドミノ」に警鐘を鳴らしている本で、主な内容は次の通りです。
第1章 老化した人生を送らないために知っておきたいこと
第2章 「隠れ老化」を見逃さないためのセルフチェックと改善策
第3章 「隠れ老化」を予防するために生活環境を整える
第4章 老いた家族との向き合い方
第5章 高齢者として楽しく生きるために必要なこと
   *
 さて老化は、大きく分けて「体の老化・心の老化・生活の老化」の3つに分類できるそうです。特に「下半身の老化」を見逃さないことが大事だそうで……
「(前略)活動量が減ることで、さらに筋力が落ちるという「老化のループ」に陥ってしまい、ドミノはどんどん倒れていきます。」
 ……そして「定年退職」は老化を加速させる一番の転機だそうです。
「(前略)毎日会社に通っていた日々が終わり、社会との接点が一気に失われることになります。60代に入ると体力も少しずつ落ち始めてきますが、それ以上の大きな影響を及ぼすのが「生活リズムの急激な変化」です。」
 ……うーん……会社に行かなくてもよくなることで起床や食事の時間が不規則になったり、外出しなくなって活動量が落ちて筋肉が減ったり、人と会う機会も減少して認知機能やメンタルが低下したり……老化ドミノが倒れる大きなきっかけになりそうです。
 でも、もちろん、それを防ぐための方法も教えてもらえます。
<老化ドミノを防ぐために、今からできる5つの行動戦略>
1)自分の体に関心を持ち、毎日ちょっとでも動く
2)人と関わる機会を意識的に増やす
3)小さな目標や役割を持つ
4)習慣を持ち、生活にリズムを取り戻す
5)自分の体の「今」を把握する
   *
 ……本書では、これらの5つの行動について、もっと詳しい解説があります。
 そして「老化のサインに気づくためのセルフチェック」についても、15項目を教えてくれます。そのうち先頭の5つを紹介すると以下の通りです。
1)ペットボトルのキャップが開けづらくなった
2)階段よりエスカレーターやエレベーターを探すことが増えた
3)自宅の小さな段差やカーペットでつまずくことがある
4)横断歩道を渡るとき、信号が点滅し始めて焦ることがある
5)立ち上がるとき「よいしょ」と声が出る  など
   *
 さらに「第4章 老いた家族との向き合い方」には、老化ドミノを防ぐための「家族へのアドバイス」もありました。
・「キーワードは「見守る」「尊重する」「手を出し過ぎない」――。それが、老化ドミノの連鎖を防ぐ、家族の形です。」
・「全面的に手伝うのではなく、任せる部分を明確にすることが大切です。本当に困っている部分や危険な部分だけをサポートすることが、身体機能の維持につながります。」
・「(前略)「力を入れすぎない」「抱え込まない」「無理をしない」――。
 こうした心構えで適切な距離を保つことが、「介護疲れ」や「介護うつ」といった深刻な問題を防ぐための回避策となります。」
   *
 そして介護関係で困ったことがあったら、役所や地域包括センターに相談することが勧められていました。
・「歩きづらくなった、外出が億劫になった、物忘れが激しい状態になったら、ぜひ要介護認定の申請を検討しましょう。」
・「もしも「まだ元気」と判断され、要支援の認定が下りなかったとしても、地域では「いきいき体操」や「認知症予防教室」、将棋や手芸など、さまざまな取り組みが行われています。
 これらの地域の情報が集まるのも、地域包括支援センターです。どのような段階でも、困ったことがあれば、まずは地域包括支援センターに相談し、利用できるサービスや地域の情報について尋ねてみましょう。」
   *
 ここでは、デイサービスとデイケアの違いについても解説がありました。
「デイケアは「通所リハビリテーション」とも呼ばれ、医療法人が運営し、医師が施設長を務めています。利用者は医師の指示のもと、リハビリテーションを受けることが主な目的です。(中略)
 一方、デイサービスは「通所介護」と呼ばれ、基本的には利用者の見守りが主となります。」
 ……同じようなものかと思っていましたが、かなり違うものだったんですね……。
 そして最後の「第5章 高齢者として楽しく生きるために必要なこと」では……
・「大切なのは、人生の最後のときまで「自分はどう生きていくのか」を、自分で選び続けることです。」
・「「毎日の散歩」「誰かを交わすあいさつ」「体をいたわる食事」
暮らしの中に小さな「習慣」を取り戻し、やり続けることは、心と体の老化を防ぐ力となります。」
 ……と書いてありました。
『老化ドミノ 気づいたら衰えている、心と体とのつきあい方』……老化ドミノを防止するための方法を具体的に教えてくれる本で、とても参考になりました。健康のために「運動」「食事」睡眠」に気をつけることは、老化ドミノ防止にも役立ちそうです。
 また「体」だけでなく「心」の老化も防止したいので、とりあえず「いつもと違う道を散歩」、「スーパーで普段買わない食材を選んでみる」などの「ちょっと違うことを取り入れる」ことを意識的にやってみようかな、と思っています。脳もいつまでもフル稼働させてあげたいので(笑)。
 とても大きな文字で書いてあり、内容も分かりやすくて読みやすいので、みなさんも、ぜひ読んでみてください。
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 なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。

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『老化ドミノ』