ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

ごきげんなゆきだるま(リミントン)

『ごきげんなゆきだるま (ゆびにんぎょうしかけえほん)』2021/10/19
ナターシャ・リミントン (イラスト), みた かよこ (翻訳)


(感想)
 ゆきだるまの ジョーは いつでも ごきげんです……雪だるまが可愛い「ゆびにんぎょう」になっている、しかけ絵本です。
(※ここから先は、物語の核心にふれるネタバレを含みますので、結末を知りたくない方は読み飛ばしてください)
・表紙:雪だるまのイラストの顔の部分が、ふかふかの布の雪だるまになって飛び出しています。
・1~2ページ目:「みんな、あつまれー! ゆきだるまの ジョーと いっしょに あそぼうよ!」という掛け声で、リスや鳥たちが雪だるまのジョーの周りに集まってきます。
(表紙の次のページを開くと、表紙の穴から「ゆびにんぎょう」のジョーの顔が抜け出して、このページのジョーのイラストの顔部分になります。)
・3~4ページ目:「きの ぼうで できた うでに てぶくろが にあってる!」
家の窓から暖かい暖炉のある部屋が見えます。そのすぐ外の庭の前で、リスやネズミ、鳥たちが暖かい飲み物を飲んでおしゃべりしています。雪の庭ではジョーもココア(?)を飲んでいます。
(ページを開くと、前のページのジョーの顔が抜け出して、このページのジョーのイラストの顔部分になります。)
・5~6ページ目:「ジョーは こおりの うえを すべるのも とくいです。」
 氷の池でネズミたちがスケートをしています。雪のゲレンデでは子熊やリス、鳥がスキーやソリ遊び、雪遊びをしています。雪だるまのジョーもソリ遊びを楽しんでいます。
(ページを開くと、前のページのジョーの顔が抜け出して、このページのジョーのイラストの顔部分になります。)
・7~8ページ目:「ゆきの きょうりゅうと ゆきの ユニコーン それに ゆきの わんちゃんもいるよ!」
 大きな木の下に、恐竜やユニコーン、イヌの石像がいます。子熊やリス、ネズミ、鳥とともに、雪だるまのジョーも遊んでいます。
(ページを開くと、前のページのジョーの顔が抜け出して、このページのジョーのイラストの顔部分になります。)
・9~10ページ目:「ゆきが ふったら もっと たのしいよ やすんでいる ひまがないくらい あそべるからね!」
 雪の降る中、ネズミやリス、子熊や鳥と雪だるまのジョーが楽しく遊んでいます。
(ページを開くと、前のページのジョーの顔が抜け出して、このページのジョーのイラストの顔部分になります。)

 サイズの小さい本ですが、ページはかなり厚い紙で出来ているので、破れる心配はありません。ただ……縫いぐるみの雪だるまの頭は、ページをめくるたびに、穴にこすられながら抜けていくので、何度も読むうちにだんだん壊れていきそうな気もします(かなり丈夫に作られてはいますが)。また色も白いので汚れていきそうな気もします。
 それでも縫いぐるみはとても可愛く出来ていて、後ろから指を入れて頭を動かすことも出来るので、お子さんと一緒に読むと、お子さんがとても喜んでくれそうです☆(ページをめくるたびに、ジョーの首が伸びていくので(笑)、動かした方が生き生きして見えると思います。)なお、最後のページまで終わったら、ジョーの首が表紙の穴から出るように戻すことをお忘れなく☆
 小さくてとても可愛い絵本なので、贈り物にしても喜ばれると思います。(こんなに凝った仕掛けの絵本のわりに、値段がリーズブルなので、それも嬉しいですね!)

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『ごきげんなゆきだるま』