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第1部 本

自己啓発・精神力

すぐ「できる人」になる習慣術(夏川賀央)

『すぐ「できる人」になる習慣術 自分を変える7つのスイッチ』2012/9/24
夏川 賀央 (著)


(感想)
「できないから、やらない」から「できないけど、やる」へ。自分を変えて、「できる」習慣をつけるための7つの「スイッチ」を教えてくれる本です。
 その7つとは次の通り(もちろん本文中には詳しい説明があります)。
1)「大丈夫!」を習慣にする(「うまくいかない? それでもできる」が成り立つ)
2)自信がなくてもやってしまう(「力が足りないから、できない」を乗り越える)
3)できる人のフリをする(「やったことがないから、できない」を乗り越える)
4)過剰に期待しない(「認められないから、できない」を乗り越える)
5)自分に甘くなる(「みんなと同じで、できない」を乗り越える)
6)初心を取り戻す(「どうせいまさら、できない」を乗り越える)
7)「いちばん大事なこと」に集中する(「楽しくないから、できない」を乗り越える)
   *
 7つのすべてのスイッチを押さなければいけないわけではなく、自分を変えて「やる気」にさせてくれるスイッチを見つけることが大事なようです。
 耳が痛かったのが、「2)自信がなくてもやってしまう」にあった「「できるようになるために勉強しよう」だと、いつまでも先に進めない」という指摘。……確かに。失敗したくない気持ちが強すぎると、どうしても、新しいことを「やる」のが怖いと思ってしまうんですよね……。
 たとえ自信がなくても、「やってしまえば、「自分はがんばってこれを実行した」という事実が生まれます。」し、「がんばった結果得たものは、あなたのなかに必ず蓄積されていくのです。」……これらの言葉を胸に刻みたいと思いました。
 この他にも、次のような言葉が心に残りました。
「誰もが潜在的に「あきらめずに努力を続ける人」を評価している」
「やったことのないことに挑戦しない限り、変化の機会は訪れない」
「挑戦をする限り、実らない努力は当たり前のことと考えよう」
 ……全体としては、自己啓発書で一般的によく見かける習慣術が多かったような気がしましたが(汗)、それだけに実際に役に立つものではないかと思います。というか、こういう習慣が本当に役立つかどうかは、自分自身の心がけにかかっているのでしょう。
「やりたいこと」があるのに一歩を踏み出せずにいる方は、ぜひ読んでみてください。何かヒントをつかめるかもしれません。

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