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第1部 本
(しかけ絵本&技法、ペーパークラフト)

パズル

中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる(小杉拓也)

『中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる』2018/1/26
小杉 拓也 (著)


(感想)
「中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる」本です☆
 算数系のパズルが好きなわりに、子どもの頃は数学が苦手だった私にとって、数学への苦手意識を克服するのにとても役に立ってくれたので、より多くの人に興味を持って欲しいと考え、数学の本ですが、パズルのジャンルで紹介させていただきます。
 さて、この本の小学校版『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』を読んだおかげで、ようやく子どもの頃からの「算数」コンプレックスを克服できた私としては、この勢いで中学の「数学」コンプレックスも克服するぜ! と、もちろん大喜びで読ませていただきました。
 その結果……やりました(涙)。ついに中学の数学コンプレックスも克服できてしまいました! この本は本当に凄いです。中学の数学を「1」から、すごく分かりやすく詳しく教えてくれるのです!(興奮気味)しかもこの本たった一冊を終わりまでやることで、なんと「中学校3年分の数学が教えられるほどよくわかる」ことになってしまうのです(感涙)。
 個人的に特に勉強になったのは、「逆数」の項目。「(3/5)*x」の逆数は、「(5/3)*x」と、「5/3x」のどちらが正しいか、という問題で、「逆数」としては、5/3xの方が正しいのです。これ、つい、うっかり間違いやすいので、気をつけなければ……と思いました。
 そしてさらに勉強になったのが、2次方程式で「平方完成」を使って解く方法。頭がこんがらがってしまいそうになりましたが、なんとかきちんと解けるようになって、次の、2次方程式を「解の公式」を使って解く方法に移ったら、最初に「平方完成」で「2次方程式の解の公式」を導く方法が! 解の公式って、ただ丸暗記で覚えていたけど、実は「平方完成」で導けたんだ……と、なんだか感動。2次方程式を以前より深く理解できたような気がします(少なくとも、今だけは(笑))。
 また苦手だった図形問題も、一つ一つじっくり教えてもらえたので、ようやく、しっかり理解することが出来ました。
 小杉さんの分かりやすい説明のおかげで、中学校3年分の数学を、意外なほど簡単に総復習することが出来て……いまは感謝の気持ちでいっぱいです(涙)。大学受験のために、高校数学からは(図形問題など一部を捨てて)勉強し直していたし、なぜか算数パズルだけは得意だったので、大人になってからは、数学はそれほど苦手ではないような気もしていましたが、小中学校時代の算数(数学)の悲惨な成績や、その時代にまったく勉強をしていなかった実績を思うと、しょせんは「砂上の楼閣」という不安がありました。が……この算数&数学の二冊を、実際に式や表、図形を書きながら読み切ったことで、基礎を取り戻せたような気がします。
 この本は、苦手だった数学の復習をしたい大人の方はもちろん、現在、数学を勉強中の中学生の方にもお勧めです。ぜひ実際に式や図形を書きながら読んでみてください。だんぜん、お勧めです☆
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 小杉さんの他の本『小学校6年分の算数が教えられるほどよくわかる』、『高校の数学I・Aが1冊でしっかりわかる本』に関する記事もごらんください。

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