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第1部 本

健康&エクササイズ

自宅でできるライザップ 食事編(ライザップ)

『自宅でできるライザップ 食事編』2016/6/25
ライザップ (著)


(感想)
 ライザップによるライザップメソッド公式解説本の食事編です。
「結果にコミットする」のキャッチコピーと、多数の有名人を起用したCMでたちまち有名になったライザップですが、個人的には、あの内容の分からないCMに胡散臭さしか感じませんでした(汗)。書店でこの本を見かけた時も、最初はスルーしてしまったほどです。でも結構売れているのを知り、書店で内容を確認してみたら、意外にも充実していて、見かけ倒しではない(笑)ので、早速購入。よく読んでみても、かなり妥当な内容のようで、豊富に掲載されているレシピもわりに簡単に作ることが出来るものが多いので、これから是非参考にしたいと思っています。

 特に感心させられたのは、この「食事編」の最初の基礎編の3つずつのルール。
 食事のルールとして、「ルール1: 主食を確実に抜く」、「ルール2: 1日3食をしっかりとる」、「ルール3: たんぱく質のおかずをメインにとる」の他に、生活ルールとして、「ルール1:筋トレをする」「ルール2:水分をしっかりとる」、「ルール3:体内時計をリセットする(朝に光を浴びて朝食をとる)」の合計6つのルールが、しっかり設定されているのです。
 内容が簡単で分かりやすいだけでなく、たった6つなので、順守し続けることができそうな気がします。ライザップのCMで見せつけられてきた「割れた腹筋」に、「きっと大変な苦行を続けさせられるんだろうなー」と勝手に想像していたのですが(汗)、本の内容には、「続けやすいようなやり方で続けていきましょう」という姿勢が感じられたのにも好感が持てました。
 例えばライザップでは、「毎日朝食をとる」ことを勧めているのですが、ずっと朝食をとってこなかった人にとっては「そもそも作るのが面倒」と感じる人も多いように思えます。ライザップではそういう人には、「調理が不要な納豆や豆腐からとりましょう」とアドバイスしているそうです。コンビニのお惣菜やお弁当を活用してもいいとか、太らない外食のとり方などのアドバイスもあって、気楽に続けられそうな気になりました。
 さて、ダイエットをしたい方に、ライザップが勧めている方法は、3つのステージに分けた糖質制限食事法です。「ステージ1:ウエイトダウン(減量期)低糖質ダイエット(主食を抜く)」に始まり、「ステージ2:糖質コントロール(筋向上期)タイミングを考えて糖質をとる」、「ステージ3:スタイルキープ期(維持期)糖質コントロール(糖質・たんぱく質・脂質を同量に)」に進んでいきます。
 個人的には、主食をやめる糖質制限までは必要ないかなと思っているので、「ステージ3:スタイルキープ期(維持期)」のメニューを参考に、レシピを取り入れていきたいと考えています。そして太ってきたな……と感じたら、糖質コントロールを考えて、主食を減らそうと思います。
 とても参考になる「食事法」の本でした。健康的なダイエットをしたいと思っている方は、ぜひ読んでみてください。
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 ライザップの他の本、『自宅でできるライザップ 運動編』に関する記事もごらんください。
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 ライザップからは、他にも『ライザップごはん 決定版 おうちで簡単!』などの本が出ています。
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 別の作家の本ですが、『人類最強の「糖質制限」論 ケトン体を味方にして痩せる、健康になる』、『増補新版 食品別糖質量ハンドブック』、『ハンディ版 糖質制限の教科書』など、糖質コントロールの参考になる本は多数あります。

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