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第1部 本

自己啓発・精神力

アイデアの極意

『アイデアの極意』2008/11/10
内藤 誼人 (著)


(感想)
 心理学者の内藤さんが、心理学の研究の成果などをふまえて、発想力をアップさせるヒントを教えてくれる本です。すごく目新しい方法があるわけではありませんが(汗)、効果があるとされる色々な方法を、総合的かつ網羅的に紹介してくれるので、アイデアに行き詰ったときにパラパラ眺めると、何か新しいことを思いつけるかもしれません。
 発想を生み出すことは、決して生まれつきの才能ではなく、誰でもちょっとしたコツでできるようになるものだそうです。
 というか、「自分は発想力が貧困なんだ」と思い込むと、ますます創造性が逃げていくらしいです(汗)。むしろ、何の根拠もないのに自信過剰な方が、アイデアが出るそうですが、なんとなく分かるような気がします(笑)。
 天才研究で有名な学者のワラスさんの「創造プロセスの4段階説」という理論も紹介されていて、それは次の4段階だそうです。
 1)準備期(問題解決のための材料をかきあつめて必死に考える)
 2)孵化期(すべての努力をいったんストップする)
 3)啓示期(解決法がいきなり頭に浮かんでくる)
 4)検証期(ひらめいた解決法を論理的に筋道だてる)
 これは、けっこう有名な理論なので、知っている方も多いとは思いますが……。
 えーと、「創造」というほど大層なものではありませんが(汗)、この「感想」も、ほぼこのプロセスを経て書いています。
 1)準備期(役に立ちそうな箇所に付箋をしながら本を読む)
 2)孵化期(読み終わったら他のことをする(お風呂に入る、コーヒーを淹れるなど))
 3)啓示期(感想の中核となるアイデアが浮かぶ)
 4)検証期(文章にまとめる)
 この「孵化期」なしに感想を書くことも出来ますが、本を読み終えてすぐに書くよりも、のんびり出来るような他の何かを行った後の方が、より面白い感想を書けるような気がします(個人の意見です)。新しい切り口で、もう一度、全体を眺め直せるような感じがするのです。
 その他、みんなでアイデアを出すときに効率化させる方法の「ブレーンライティング(Brainwriting)」など、初めて知った方法も参考になりました。
 なかでも興味深かったのは、「問題をみずから見つける(自分で問題を発見しようとすると創造性が高まる)」の項目で紹介されている少年時代のニュートンのエピソード。
 ニュートン少年は、「支えのない物体はみんな地面に落ちてしまうのに、なぜ支えのないお月さまは地面に落ちてこないのか?」という問題を発見して、それを何年も考え続け、ついに万有引力の法則という回答を導き出したそうなのですが……凄すぎる(汗)。自分がニュートンの時代の子どもだったら、月も地面に落ちてきている、と考えたかもしれません(だって月は山や建物の陰に「降りて」いきますよね?)。幸い、子どもの頃から「ニュートンのリンゴ」の話を知っていたので、そんな間違った考えを抱かずに済んだのですが(笑)。
 そして最後に、とても役に立ちそうだと感じた「イメージで気分をリフレッシュする」方法のうちの一つを紹介します。
 それは「自分が「木」になったイメージをする」という方法。暖かい太陽の光を浴びながら、大地からぐんぐん栄養を吸収して生長していくことをイメージするということで……なんだか、じんわりエネルギーが満ちてくるような感じがしました☆
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 内藤さんは、他にも『後出し会話術: 会話がつながる! 話がはずむ!』、『手にとるように「相手の本心」がわかる!: 人づきあいが、劇的にラクになる!』、『面白いくらいすぐやる人に変わる本: 「いろんなこと」がサクサク片づく心理学』、『ビビらない技法』、『「図太い神経」をつくる本』などの本を出しています。

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