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第1部 本

文学(絵本・児童文学・小説)

絵本・児童書(海外)

のばらの村のものがたり

『洋書:Spring Story (Brambly Hedge)(英語)』
Jill Barklem (著, イラスト)

『和書:春のピクニック (のばらの村のものがたり (1)) 』
1996/8/1
ジル バークレム (著), Jill Barklem (原著), 岸田 衿子 (翻訳)


(感想)
 とても美しい色彩で描かれた、可愛いネズミたちの心温まる物語絵本です☆
 ちょっとクラッシックな感じの色彩で、丁寧に描かれたジル バークレムさんのイラストがとても素敵で、さまざまな商品にも使われているので、便箋やカードなど、どこかで見たことがある方も多いと思います。特に、さくらの木の中に作られたネズミの家が緻密に描かれているイラストが圧巻で、切り取って飾りたいぐらいです。
 物語は、子ネズミのウィルフレッドが早起きするところから始まります。今日は彼の誕生日なんです。父さんや母さんから笛のプレゼントをもらったウィルフレッドは、隣のアップルおじさんに「今日は、僕の誕生日なんだ」と言います。
 アップルおじさんは、ピクニックを計画し、のばらの村のねずみたちみんなが、招待されることになりました。ピクニックの開催される場所に、みんな、テーブルクロスや手作りケーキなど、思い思いのものを持ち寄ってきます。ウィルフレッドも、とても大きなバスケットを運ばなければなりません。重いなあ……と思いながら、ようやくピクニックの場所に到着して、バスケットを開けると……☆
 みんなが楽しめる、とても素敵なピクニックです☆
 小さい絵本ですが、心がぽかぽかしてくる内容なので、お子さんへはもちろん、大人の女性への贈り物にしても喜ばれると思います。
   *   *   *
 この「のばらの村」シリーズには、この『春のピクニック』と、『小川のほとりで』、『木の実のなるころ』、『雪の日のパーティー』を合わせた春夏秋冬の4冊の他、『ひみつのかいだん』、『ウィルフレッドの山登り』、『海へいった話』、『ポピーのあかちゃん』の全8冊があります。それぞれ英語版もあり、絵本なので、あまり難しくない英語が使われていて、英語版を買うと語学学習にもなります(笑)。

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