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第1部 本

文学(絵本・児童文学・小説)

絵本・児童書(日本・池田あきこ)

ダヤンと恐竜のたまご―ダヤンの冒険物語

『ダヤンと恐竜のたまご―ダヤンの冒険物語』2012/04
池田 あきこ (著)


(感想)
 ダヤンの新・長編シリーズ第2弾。第1弾の『ダヤン、クラヤミの国へ』に続いて発売されましたが、『ダヤン、クラヤミの国へ』と特につながりのあるお話ではなく、独立した冒険談なので、第1弾を読んでいなくてもまったく問題ありません。
 ある日ダヤンは、アラルの海辺でとても大きなたまごをみつけ、そのたまごに絵を描いてイースタのお祭りに出すことにします。ところが、そのたまごから恐竜の赤ちゃんが産まれて……。
 それがジタンの知り合いの恐竜に似ている赤ちゃんだったので、彼らのもとに赤ちゃん恐竜を届けようとしたダヤンたちですが、一足遅く、彼らは恐竜の住むトレジャーバレーに旅立った後でした。実は、恐竜たちの故郷では、子ども恐竜の失踪事件がもとで肉食竜と草食竜が対立するという深刻な事態が起こっていたのです。
 消えた恐竜の子どもたち、そしてトレジャーバレーに眠る宝とは?
 今度の冒険には、ダヤンとジタン、ロークだけでなく、ジタンの妹のバニラ、うさぎのマーシィ、わにのイワンに、赤ちゃん恐竜ペロの大人数が、にぎやかに旅立ちます。人数は多くても頼りない(?)仲間たち。その上、恐竜たちのトレジャーバレーは、ジタンさえ行ったことがない遠い場所。途中には危険なジャングルを通り抜けなければなりません。うまく通り抜けられたとしても、トレジャーバレーでは、肉食竜と草食竜が戦闘状態にあるのです。果たしてダヤンたちは、無事に赤ちゃん恐竜をお父さんお母さんに届けることが出来るのでしょうか?
 かわいくて無鉄砲な赤ちゃん恐竜。ジャングルにイワンが作ったツリーハウスの基地。戦う巨大恐竜たち……わくわくする冒険話です。
 なお巻末に、付録として表紙絵の線画ポストカードが1枚ついていました☆
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 池田あきこさんの他の本、『ダヤンのタロットカード』、『ダヤンから256のおめでとう』、『ポップアップ絵本 ダヤンのたんじょうび』、『ダヤンのめいろ』、『ダヤンの塗り絵』、『ダヤンの絵本づくり絵本』に関する記事もごらんください。
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