ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

音が出るしかけ図鑑 ジャングルのいきもの

『音が出るしかけ図鑑 ジャングルのいきもの』2014/5/20
AZ BOOKS (著), 今泉 忠明 (監修)


(感想)
 ページを開くと、うなり声がして虎が飛び出してくる、音のでるしかけ絵本図鑑です☆
 グァオーとかなりリアルな音で鳴き声がして、美しい虎の頭(本物の虎の写真)が飛び出してくる迫力のあるしかけなので、ページを開くと、たちまちジャングルにいる感じがします☆
 虎だけでなく、カメレオン、インコなど形抜きされた色鮮やかな写真が、ジャングルの音を響かせながら、次々に立ち上がってくるのが圧巻です。音も本物の声と自然の音だそうです。
 しかもこれは図鑑なので、ページ脇のつまみを矢印の方向に引くと、中央に飛び出している虎に関する情報(全身の姿、哺乳類だとか、生息域はアジアやヒマラヤの南とかいう生物に関する生態情報)を読みことが出来ます。
 しかけ技法的には「飛び出す」しかけがメインですが、動くしかけもありますし、なんといってもリアルに響く音の迫力で、飽きさせません。ページをめくるたびに、目の前にジャングルが響き渡り、鬱蒼とした森の香りまでしてきそうです☆(実際には、香りはありませんが……)
・1~2ページ目:ベンガルトラ。大きく飛び出して、うなります。
・3~4ページ目:チンパンジー。鳴きながら葉陰に立体的に顔を見せます。
・5~6ページ目:パンサーカメレオン。鳴きながら、鮮やかな色の全身を見せて飛び出します(カメレオンの鳴き声って、初めて聞いたような気がします)。
・7~8ページ目:コンゴウインコ。鳴き声をあげて、果物の木から翼を広げて飛び出します。
・9~10ページ目:クロヒョウ。夜の滝の前に、親子がうなり声をあげて飛び出します。
・11~12ページ目:ジャングルの生物たち(ゴリラ、ナマケモノ、ハチドリ、オオハシ、ボア、アカメアマガエル、モルフォチョウ)。さまざまな生物の鳴き声がいっせいに響き渡り、ジャングルの雰囲気満点!
 3000円ぐらいと値段は少し高めですが(内容を考えると、お買得な値段だと思いますが……)、プレゼントされたら、子供の心にずーっと残る宝物絵本になると思います☆(大人が見ても迫力があります)。電池交換も可能です(ボタン電池LR54を3個使用)
   *   *   *
 このシリーズには、他に、『音が出るしかけ図鑑 海のいきもの』や『森のいきもの (音が出るしかけ図鑑)』もあり、これもお勧めです。
 また他の作家の本ですが、音の出るしかけ絵本(図鑑)には他にも、『飛び出て学べて音が鳴る! 3Dリアルサウンド図鑑 恐竜』、『野生動物の声 (音のでるしかけえほん ステレオブック)』などがあります。『とびだす図鑑 恐竜』は、飛び出すしかけのある図鑑です。また『DVD付 WONDER MOVE 生きもののふしぎ (講談社の動く図鑑WONDER MOVE)』のようなDVD付きの図鑑もとても参考になります。
 さらに、『スマホをつかって うごく! とびだす!! ビックリ3D図鑑 恐竜』、『魚たちが飛び出す! ARすいぞくかん』は、AR技術を使った図鑑です。

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