ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

Christmas Decorations to Cut, Fold & Stick
 (紙でつくるクリスマス・オーナメント)

『洋書:Christmas Decorations to Cut, Fold & Stick (Usborne Activities)(英語)』2012/8
Fiona Watt (著), Caroline Johansson (イラスト)

『和書:紙でつくるクリスマス・オーナメント (ペーパークラフトしかけえほん)』2013/11
キャロライン ヨハンソン (イラスト), Hannah Ahmed (原著), Caroline Johansson (原著), 上野 和子 (翻訳), ハンナ アフメド


(感想)
 そのままクリスマス飾りが作れる本です。しかけ絵本というよりは、ペーパークラフト本ですが、書店などでは「絵本」ジャンルで販売されていますので、記事も「絵本」ジャンルに入れさせていただきました。実は書店では中身が見えない状態で販売されていましたし、和書に(しかけえほん)というサブタイトルがついていたので、「もしかして絵本の中のクリスマス・ツリーに、絵本の中の材料を使って飾り付けをする絵本なんだろうか……? それにしては材料が多いような……?」と妄想していたのですが、中身を確認したところ、表紙と1ページ目以外は、すべて材料用の紙で、この絵本の中に飾り付ける部分はありません。材料は、折り目や切り目が入れられた大きい西洋風千代紙(両面印刷)のようなもので、100枚あります。チロリアンテープ風の模様で、クリスマス飾りにふさわしいカラフルで可愛い色彩です。
 表紙と裏表紙に「作り方説明」があり、中の1ページ目の表面はタイトル、裏面にこの本で作れる飾りの見本と材料の対応写真があります。この作り方説明は、日本語版の方がだんぜん分かりやすいのですが、そんなに難しいものではないので、英語版でも、材料の折り線と作り方イラストを見れば、なんとか作れると思います(最後の二重星だけは、ちょっと難しいかもしれませんが……)。
 作り方説明のうち、本の表面の表紙の裏側にあるのは、材料1枚で作ることが出来る飾りで、これをそのまま飾ることも出来ますが、本の裏側の表紙裏面に、そのうちの一部の材料を組み合わせて、さらに大きい星形飾りを作る説明があるので、それをするとさらに見栄えがすると思います。
 基本的には使い捨ての絵本のようで、全部の材料を使いきってしまうと、絵本として残るのは作り方説明だけになってしまいますが、材料のうちの一枚ずつを使わずに残し、作ったもの1個ずつを袋に入れて、この本に挟んで残しておくと、次の年にはそれを見本に、他の折り紙や千代紙で、同じような飾り(天使以外の飾り)を作れるかもしれません(笑……貧乏性だ)。大きさは普通の折り紙より大きいので、大きめの色紙や千代紙を切って同じ大きさにした方が作りやすいと思います。もちろん模様が違うので、この本で作れるほど見栄えのするものは作れませんが……。
 とにかく、はさみとセロテープと糊があれば、この本だけで、可愛いクリスマス飾りがたくさん作れるので、自宅のクリスマスの準備に、家族みんなで作ると楽しく対話が進むと思います。また、クリスマス・ホームパーティに招かれた時にも、この本(と自宅のはさみ等を数個)を持参すると、楽しい話のネタとイベントを提供できて、パーティをさらに盛り上げられると思います☆
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『自分で作ろうクリスマス・オーナメント』は、この本と同じように素敵なクリスマス飾りを作ることが出来る本です。
 別の作家の本ですが、『クリスマス Christmas (ぬりえ+クラフト)』、『イースター Easter (ぬりえ+クラフト)』はぬりえとクラフトを楽しめる本です。
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 ところで、12月25日の約4週間前の日曜日からクリスマスまでをアドベント(待降節)といいます。クリスマスを楽しく迎えるためのアドベントカレンダーには、『Xmas アドベント・ブック』などがあります。また楽しいクリスマス・パーティを盛り上げるような、しかけ絵本には、『クリスマス とびだす絵本 CD付』他、多数あります。
 また、しかけ絵本ではありませんが、楽しいクリスマス飾りを作るアイデアの詰まった絵本『ばばばあちゃんの クリスマスかざり』もあります。

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