ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

その他の海外の作家

ぶきみなやつら(Slide and Find Spooky)

『洋書:Slide and Find Spooky(英語)』2011/7
Priddy Books (Corporate Author)

『和書:ぶきみなやつら (まどあきしかけえほん) 』
2012/4
セント・マーチング・プレス (著), きたむら まさお (翻訳)


(感想)
 とても珍しい窓の開け方をする「まどあきしかけえほん」です。普通のサッシ窓のようにサッと開くのです(笑)。
 しかけ絵本で窓を開くときには、通常、「めくり」開くか、「ひっぱり」開くかするのですが、これはとても軽くて丈夫な厚紙で、きちんと丁寧に作られているので、サッシ窓のように開くことが出来るのです☆ なんと表紙にまで、窓があります。
 この窓はQ&Aの道具として使われています。
 まどにうつる あやしいかげのしょうたいは?
 まじょの たいせつなものは なあに?
 きゅうけつきの なかまの かずは?
 窓にはこのような質問や影のイラストが書いてあり、窓を開くと答えがわかるという、しかけになっています。

 こういうしかけは、個人で作ることは、とても出来ないと思います。ただし、内容的には、もっと簡単に安く作れる「めくり」しかけでも、ほぼ同じものが作れるとは思いますが……。それでも「めくり」しかけより、このスライド窓のしかけの方が優れている点は、指を傷つける可能性が少ない点です。「めくり」しかけの場合、どうしても紙の縁を指で押してしまいがちなので、うっかり指を切ってしまうことがあります。しかも、この本は、とても丈夫に出来ているので、普通のしかけ絵本だと、すぐに壊されてしまう……とお悩みの方にも、お勧めです☆
   *   *   *
 別の作家の本ですが、同じようにスライドするまどあきしかけ絵本には、『ピーターラビット ことばあそび』などもあります。そして『ねえねえ、くまさん みなかった? (ゆびでうごかすかくれんぼしかけえほん)』と『ねえねえ、らいおん みなかった? (ゆびでうごかすかくれんぼしかけえほん)』は、ユーモラスなスライドしかけ絵本です。
 また、お化けをテーマとした、しかけ絵本には、『ほねほね がいこつ やってきた』などが、迷路絵本には、『おばけの国の巨大迷路』、『恐怖!おばけやしきめいろブック』などもあります。

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