ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

しかけ絵本・バタイユ、シャラット

ナンバー(Numero)

『洋書:Numero(英語)』2013/10
Marion Bataille (著)

『和書:ナンバー』2013/7
マリオン バタイユ (著), Marion Bataille (原著)


(感想)
 『ABC』『10』に続く、マリオン・バタイユさんの第3弾、またとっても知的な遊び絵本です。前作『10』と同じく、0から10までの数字をテーマにしているのですが、もちろん『10』とはまったく違うしかけを使っています。
 今回は、「円形(数字の「0」)」と「長方形(数字の「1」)」だけを使って、2から10までの数字を立体的に表現しています(日本語版にいたっては、なんと表紙もです!)☆ (ふーんだ、知ってたさ、すべての数字が2進法で表現できるなんてことはさ(笑))。
 これまでの作品同様、シンプルですが、とてもお洒落な絵本です。

 『ABC』、『10』、『ナンバー』と、だんだん内容も価格もサイズもお手軽になっているような気が……(笑)。
 それはともかく、この本は、厚めの新書ほどの大きさで本棚に置いても邪魔にならず、しかけ絵本にしてはお手軽な価格。さらに明るい黄色が使われていて、大人も子供も楽しめる内容の本なので、プレゼントするととても喜ばれると思います。
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 マリオン バタイユさんのその他の本、『ABC3D―ポップアップ見本帖』、『10 (しかけえほん)』に関する記事もごらんください。
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 数字をここまで芸術的に楽しめる絵本は少ないのですが、数字を学ぶ知育しかけ絵本には、可愛いペンギンがだんだん減っていく、楽しくてダイナミックなしかけのある『10ぴきのペンギンくん』(『10 Little Penguins Pop-up(英語)』)もあります。
 また、その他にも、『りんごはいくつ?』、『トムとレアのたのしいいちにち―きせつ・てんき・いろ・かず・じかん』、『かず 主婦の友はじめてブックシリーズ 赤ちゃんの脳を育てるBABY TOUCH』、『ミッフィーの かぞえて いくつ 1・2・3』、『ブラウンベアファミリーのくるくるしかけえほん かず』など、楽しくてためになるしかけ絵本には色々あります。

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