ちょき☆ぱたん お気に入り紹介 (chokipatan.com)

第1部 本

しかけ絵本(海外の作家)
 ※日本語の本(翻訳版)もあります

Robert Sabuda&Matthew Reinhart
(ロバート サブダ&マシュー ラインハート)

Sabuda & Reinhart presents: Castle

『洋書:Sabuda & Reinhart presents: Castle(英語)』2011/10
Kyle Olmon (著), Tracy Sabin (イラスト)


(感想)
 西洋の中世のお城とその住民の生活を描いたしかけ絵本です。しかけ絵本の巨匠ロバート・サブダさんとマシュー・ラインハートさんがコンビを組んでいるので、もちろんクオリティは保証付きなのですが、『Encyclopediaシリーズ』や『オズの魔法使い』のようなドキドキ感や派手さを期待する人にとっては少し物足りないかもしれません、色もベージュ系の穏やかな色合いが主流ですし。でも良く見ると、巨大なお城が立ち上がったり、つまみに連動するしかけがあったり、銀色の騎士が向かってきたり、馬上の騎士が戦ったり、さまざまな工夫が凝らされているのが分かります。
 最初のページを開くと、中世のお城が、にょきっと立ち上がります。橋を渡り、門番に導かれて入っていきましょう。お城の人々の生活を垣間見ることができたり、鎧の騎士に出会えたり、騎士たちの騎馬戦を観戦したり、王様との晩さん会があったりと、中世のお城の生活を楽しむことが出来ます。

・1~2ページ目:立ち上がる中世のお城(屋根の上で使用人たちが眠っていたりします)。左右に中世の城の記事しかけ絵本(3+3ページ。左は城全景のしかけ、右は開かれる門のしかけ)
・3~4ページ目:城内全景(透明なステンドグラス窓もあります)。左右に中世の城の記事しかけ絵本(3+3ページ。左右のページも城の脇塔の内部になっているので、とても広く感じます)。
・5~6ページ目:人々の暮らし(つまみを引くと住民が糸を紡いだり、金づちを打ったりして働きます。飛び出すしかけはありません)
・7~8ページ目:剣を振り上げて向かってくる騎士。左右に中世の城の記事しかけ絵本(3+3ページ。右のしかけは馬で駆ける騎士)
・9~10ページ目:王様の前で騎馬戦をする騎士(つまみを引くと戦います)。
・11~12ページ目:王様との晩さん会。右に中世の城の記事しかけ絵本(3ページ。晩さん会の音楽隊のしかけです)
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 サブダさんとラインハートさんは、2008年に日本で展覧会をしたことがあり、『ロバート・サブダ&マシュー・ラインハートPOP‐UP絵本ミュージアム』は、その時に限定発売していたカタログです。2人の作品や、作品が出来るまでの様子、しかけ絵本の歴史についても紹介しています。
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 また、別の作家の本(英語)ですが、『Castle (Look Inside)』は、めくりしかけでお城の生活を学べる図鑑のような本、『A Knight's City』は、立ち上がる中世の建物のしかけや、騎士のトーナメントなどのイラストで中世の生活を学べるしかけ絵本です。
 ヨーロッパの城について日本語で学べるしかけ絵本としては、『ヨーロッパの城』などがあります。

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